2010年05月20日
カウンセリングマインドを育てる会
【講座名】カウンセリングマインドを育てる会
【日時】5月8日(土)11:00−13:00
【場所】町田教室
前回で味をしめ、またもや行って参りました「カウンセリングマインドを育てる会」。
今回は「ジョハリの窓」を用いてのワークです。
「ジョハリの窓」とは、心理学者ジョセフ・ルフト とハリー・インガムが考案した「対人関係における気づきのグラフモデル」の事。
「ジョハリの窓」では、人間の心を4つに分けます。
A.開放の窓−自分も分かっていて、他人も知っている部分
B.盲目の窓−自分は気付いていないが、他人が知っている部分
C.秘密の窓−自分は分かっているが、他人は知らない部分
D.未知の窓−自分も他人も知らない部分
「私ってこんな人間だ」と思っていても、人からも同じように見られているとは限りません。
また、「こんな風に見られたい」と思う事があれば、都合の悪いところを敢えて隠したりもします。(身に覚えあり…)
自他共に認めている部分が大きいほどコミュニケーションは円滑に行われますが、自分では気付いていない部分や人に隠している部分が大きいと、すれ違いや誤解が生じやすくなります。(これまた身に覚えあり…)
そして、自分も他人も知らない「未知の窓」には、誰も知らない可能性が眠っているのです。
そんな事聞いたら、「未知の窓」の中身を知りたくなりますよね。
「開放の窓」を広げて、「未知の窓」を覗いてみようというのがワークの目的です。
「開放の窓」を広げるには、「盲目の窓」と「秘密の窓」を開ける事。
他者から自分に対しての率直な意見をもらうと「盲目の窓」が開き、自分の事を話して他者に知ってもらう事で「秘密の窓」が開きます。
窓が開くとその領域は狭くなり、「開放の窓」が広がるのです。
簡単に言えば、自分の事をオープンにして人に理解してもらい、人からも自分の事を教えてもらって自己洞察を深めようというわけです。
そうこうしているうちに、「未知の窓」が開いていたりするんですね。
一通り「ジョハリの窓」について説明を受けてから、ワーク開始。
まずは二人一組のペアになって、片方が相手に対して思った事や感じた事を話します。その後、今度は自分の話をします。
そして、「開放の窓」がどの程度広がったように感じたかを、予め用意していた図に書き込みます。
説明を聞いている時は簡単そうでしたが、いざやってみると人によって得手不得手あり。
相手の事について話すのは得意だけど、自分の話をするのは苦手だったり、またはその逆だったり。
みんなで図を見比べると、広がり方はまちまち。
そういうところからも、普段からその人がどんなコミュニケーションをしているかが分かってくるんですね。
ちなみに、日本人は「秘密の窓」を開けるより、「盲目の窓」を開ける方が好きらしいです。(隠したがりの知りたがり?)
今回のワークでは、自分の事を話し、相手の事も聴き、相手から自分の事も聴き、自分からも相手の事を話すという、日頃やっているようで意外とやっていないコミュニケーションをみっちり2時間堪能しました。
もちろん、「未知の窓」の中も覗いてきましたよ。
嬉しい発見がありました。
"誰も知らない眠っている可能性"を見つけたい方は、是非お試しあれ。
カウンセラー 原口さおり