2010年05月20日

箱庭セラピスト養成講座 step3

【講座名】箱庭セラピスト養成講座 step3
【日時】2010年4月24日(土)
【場所】町田教室

先日、箱庭のモニタークライエント体験をしました。
箱庭は何回か作ったことがありますが、今回はモチベーションアップの
きっかけとなる箱庭となりました。

セラピストの方は、顔見知りのカウンセラーさん。
とても安心し、和やかな雰囲気でスタート。
浅い箱の中を覗きこみ「さあ何を作ろうかな?」と思いながら砂をなでていくと、
とても穏やかな気持ちになっていくのが分かります。
そして砂箱にいろいろなミニチュアを自分の思うように置いていきます。

何も考えずに自分の感覚で、思うがままに作ってみます。
砂箱の中は何の規則も決まりもありません。
私だけの自由な空間なのです。
あるがままに、子供の頃に戻ったような感覚。楽しい!


出来上がった箱庭の中を覗いてみると「うーん、これって何?」と不思議な気分。
不思議な気分を味わっていると、セラピストから作った感想を聞かれました。
自分がどんな思いで作ったのか初めて考える瞬間です。

しかし、なんと表現したらいいのか?
どうしよう?と戸惑っていると、セラピストより
「そのまま感じたことを話してください」と言われ、
「そのままでいいんだ」と気が楽になりました。

しかし「なんて答えたらいいのでしょう?」
頭の中では色んなことが浮かんでしまい、どう話していいのか?
考えていると結局わからなくなってしまい「わからない」と答えてしまう。

私は自分の気持ちを口に出して表現するのがうまくありません。
こんなふうに伝えたい、あんなふうに表現したいと思うばかりで言葉が出てこない。
質問に対して言葉がでてこないと、無意識に「わからない」とすぐに答えてしまう。
しかし今回はそのことを思い切ってセラピストに伝えてみました。


そして箱庭を通してセラピストと話のやりとりをしていると、
自分がいつも使っている「わからない」という言葉の意味が表れてきました。
その答えは、
「自分が相手にどう思われているか?」
「どんなふうに答えたら相手がOK」と言ってくれるのか?
そんなことを気にしていたからでした。
ほんと、そんなこと考えていたら何と言っていいのかわからなくなりますよね。

「相手がなにを望んでいるのか?」
「何を私に期待しているのか?」
「期待はずれではいけない?」

色々なことが浮かびすぎて結局自分で話をするのを諦めてしまうのです。
そして自分の中で都合が悪くなると「わからない」と言って逃げていたのです。
「どうせ私は駄目な人間」「どうせ私が答えたとしてもだれも聞き入れてくれない」
そんな無意識の観念があったことに気がつきました。

セラピストにそのことを話し終えると、自分が穏やかな気持ちに
なっていることがわかりました。人に自分の気持ちを話したことによって、
自分を理解してもらえたと実感したからです。

大庭100424

そして最後に、私の創った作品の中で、1番気になる存在がありました。
それは黄色い玉です。
そしてそれは未来を表しているそうです。
またもや「これって何?よくわからない?」と、また“わからない”が出てきました。

セラピストが「さわってみたら」と声をかけてくれたので、
さわってみると、なんとも不思議な感覚。
そのままさわっていると、なんだかとても穏やかな気持ちになってきました。

「それを例えるとなんですか?」
そして「例えたものの印象は?」とセラピストに聞かれました。
私は思わず、飼っている文鳥のピーちゃんを思い出し、
「ピーちゃん」と答えていました。
その子をさわっていると穏やかでやさしい気持ちになり、とても癒されます。

私はいつもあの子に癒されているのだなあと思っていると、セラピストに
「それは、未来のあなたですね」と思いがけない言葉を投げかけられました。

それって自分なんだ、と気づいたとき、私はあることを思い出しました。
自分がカウンセラーになったきっかけを思い出したのです。・・・
なぜ自分はカウンセラーになったのだろう?と考えるうちに初心に戻っていました。

それは両親の介護をしている時のこと。
介護をする人、される人への負担を少しでも軽くしたい、
そして大変な思いをしているすべての人に対して、なにかできないか?
そうだ、少しでもみんなを癒すことが出来たらいいな、
そんな思いでカウンセラーへの道を歩み始めたのでした。

しばらくプチ鬱状態になっていた私を、目覚めさせてくれた瞬間でした。
そして自分の目的に向かって、また歩んで行こうと思いました。
今回箱庭を体験し、無意識の中にはいろんな思いがあるということ、
そして自分でも気づかない自分を発見できて驚きです。

感性をいかし自己表現でき、自分の今の状態をセラピストのフィードバックを
もらいながら客観的にみられるようになった。
今の状態を思い浮かべ「自分って変わったなあ。うーん、成長しているんだね」と
実感したとき、とても自信に繋がりました。
モチベーションアップへの道が開けた一日でした。

カウンセラー 大庭久美子



jpa001 at 07:51コメント(0)トラックバック(0)箱庭  この記事をクリップ!

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